4月10日ベトナム証券市場ニュース

4月10日： VN指数は徐々に下落 (VN-Index -0.34%）

VN指数は昨日の後場にみられた堅調な推移を引き継ぎ、窓を空けた上昇で本日の取引を開始させた。
取引開始後1時間近くは上値を追う転換が見られたものの、その後指数は徐々に失速。
後場、売り圧力は窓を埋める形で指数をじわじわと下落させ、最終的には前日比で下落となった。
セクター別では、日用品・一般消費財や旅行・レジャーセクターが好調だった一方、石油ガスや化学セクターが相場全体の足を引っ張った。
177銘柄が上昇、275銘柄が下落、85銘柄が変わらずとなった。
流動性は2％減の16.8兆ドンとなった。

VN30指数は利食いの動き (VN-30 -0.24%)

大型株で構成されるVN30 指数は、7銘柄が上昇し、18銘柄が下落、5銘柄が変わらずとなった。
上昇が目立ったのはVHM（+2.31％）やVIC（+1.68％）だった。
一方で、昨日は好調だったGVR（-2.01％）をはじめ、多くの銘柄が下落した。

セクター・個別株の動き

VIC（+1.68％）とFPT（+0.71％）は、ベトナムにおけるグリーントランスフォーメーションの促進に関した包括的協力協定に署名した。持続可能な社会の発展に向けた新プロジェクトの共同開発が期待され、両社株は堅調に推移した。
HVN（+3.43％）はブオン・ディン・フエ議長による中国公式訪問に際し、中国パートナー企業と航空および観光分野での協力に関した総額4.5億ドル相当の覚書を締結した。
外国人投資家は628億ドンの売り越しだった。MBB（-0.83％）の買い越し額が顕著だった一方、売り越し額はVHM（+2.31％）とNVL （-1.93％）が大きかった。

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ディスクレイマー

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