5月8日： VN指数は寄付きの下落を取り戻す(VN-Index +0.15%）

• 本日のVN指数は銀行、不動産セクターの大型銘柄の下落が重しとなり、値を大幅に下げて開始した。
• ただ金融、石油ガスセクターがマーケット全体を下支えしたことにより、値動きは安定し始め、下落幅を打ち消していった。
• しかし、そこから上昇に転じるまで買いが続かず、再び下落幅を広げる展開となった。
• 午後もさらに下落して始まったが、アメリカがベトナム経済の立ち位置の見直しを検討しているという情報が好感され一転、最終的にはプラスで終えた。
• 204銘柄が上昇、233銘柄が下落、68銘柄が変わらずとなった。
• 流動性は前日から大きく上昇し、+26.6％の23.3兆ドンであった。

VN30指数は横ばい(VN-30 ±0.00 ％)

• 大型株で構成されるVN30 指数は、12銘柄が上昇し、17銘柄が下落、1銘柄が変わらずとなった。
• STB (-1.24%)、VJC (-1.01%)、VPB (-1.33%)などが小幅安であった。
• 一方でGAS (+1.44%)、HPG (+1.82%)、MSN (+1.54%)、PLX (+3.36%)、SAB (+2.08%)、SHB (+2.15%)は大きく上昇した。

セクター・個別株の動き

• NVL (-6.85%)は進行中の大型プロジェクトであるAqua Cityについて警察当局の調査を受けていると明らかになりストップ安となった。
• PVB (+9.80%)、PVC (+4.86%)、PVT (+6.84%)といった石油ガス関連銘柄は、ペトロベトナムがベトナム南部沖で2か所の油井を発見したことを受けて急騰した。
• 外国人投資家は1.28兆ドンを大きく売り越した。VHM (-0.37%)、TCB (+0.63%)に売りが集中した一方で、HPG (+1.82%)、MWG (-0.34%)は買い越された銘柄であった。

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05月08日ベトナム証券市場ニュース_JP