5月7日: VN指数は3営業日連続で上昇 (VN-Index +0.68%)
- VN指数は、慎重な投資家心理を受け、基準値付近で取引をスタートした。
- 市場はすぐに上昇したが、その後キャッシュフローが低い中、方向感が定まらない展開が続いた。
- 不動産セクターが再びけん引役となり、エネルギーセクターがそれを支えた。一方、銀行・金融セクターは相場の足を引っ張った。
- 後場は上昇セクターが上げ幅を拡大する一方、下落セクターは比較的横ばいとなった。そのため、指数は徐々に上昇した。
- 187銘柄が上昇、132銘柄が下落、55銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は17.2兆ドンとほぼ変わらずとなった。
VN30指数はプラスで終了 (VN-30 +0.39%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は14銘柄が上昇、11銘柄が下落、5銘柄が変わらずとなった。
- 主な上昇銘柄はVIC (+4.11%)、BVH (+3.16%)、BCM (+1.96%)、GVR (+2.26%)など。
- 主な下落銘柄はMSN (-1.77%)、HDB (-1.41%)、SSI (-1.30%)など。
セクター・個別株の動き
- 石油ガス株のPVD (+1.11%)、PVB (+1.54%)、PVC (+2.25%)は、中国とEUの景気見通しが改善し原油価格が3%上昇したことを受け、上昇した。
- VCS(-1.49%)は、2025年第1四半期決算が貿易障壁の増加により売上高1兆180億ドン(前年同期比5%減)、純利益1,650億ドン(同20%減)と悲観的な内容となった。これを受け、今後の業績への影響が懸念され下落した。
- 外国人投資家は8,450億ドンの大幅な買い越しとなった。不動産株のDXG(+4.58%)とNLG(+6.97%)が最も買い越された。一方、売り越しはVRE(0.00%)がトップだった。
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05月07日ベトナム証券市場ニュース_JP